この記事はマイクロマウス Advent Calendar 2022の24日目の記事です。
昨日はmmaakkyyiiさんの迷路シミュレータを作って実際の迷路で走らせてみたでした。
2進数の表現はマイコンのレジスタいじる場面でも欲しくなりますよね。私も同じようにRXコンパイラに移行した際に2進数で書けなくて16進にチマチマ変換した記憶があります。
はじめに
最近のもっぱらのお仕事は車のワイヤーハーネスの設計と車両への組付け、一点ものの車載デバイスの開発、そして車が走るときの現場サポートなどをやってます。
会社で、お試しで工具買いたいです!と言うと、だいたいいいよーと言ってくれるので、ここ1年くらいで買ったり買ってもらったりした工具のレビューをしようかなと思います。
3.peaks 精密ニッパ SN-130
全長130mmと小型ながらピアノ線まで切れるという切れ味が売り。
上司にニッパ買いたいんですが…と相談したらいいよ~と言ってくれたものの、その後5000円くらいするんですと言ったら流石に高いねと渋られてしまった一品。
共用工具としてならOKという話になったので会社で買ってもらいました。
配線のスプライスをするときに丸端子のカシメ部分や裸圧着スリーブを使うのですが、余分な部分の切断に結構力が必要なのでこのニッパー使ってます。
さすがにピアノ線切れると謳っているので切れ味いいです。
ツノダ 結束バンドニッパー KBN-100S
車両へW/Hを搭載するときにタイラップで縛って固定するのですが、メーカーが結束バンド専用と謳っているニッパーを見つけたので試してみました。
刃の根元部分にギザギザがついていて、その部分でタイラップの端をつかんで引っ張るという使い方をして欲しいみたいですが、車の中の作業場所は基本暗くて手が入りにくい場所なのでタイラップを掴む部分でタイラップを挟むのが一手間。
タイラップを縛り上げる作業は基本的に刃の部分でタイラップを切れない程度に噛んでテコの原理で締めることがほとんどなので、 結束バンドを掴む部分は別になくても作業性はあまり変わりませんでした。
3.peaks 結束バンド2WAYニッパ KB-125S
電子部品の足や配線の切断作業と結束バンドの切断を1本でできたら持ち運ぶ工具を減らせるんじゃないかと考えて導入しました。
ニッパーの特徴としてはタイラップ切断用と硬いもの用の2種類の刃付けがしてあるので用途に合わせて切れますよとのこと。
刃の先端にはFor Plasticと印字されてますが、銅だったら余裕で切れるということで部品の足や配線は先端の方で気にせず切ってます。
が、ニッパー自体が大きめなので取り回ししにくく、あんまり使ってません。
ツノダ マイクロニッパー先細タイプ PM-120
なるべくちっちゃく、結構いろんなものが切れて、先端が細い、かつ安めという条件で探した結果選んだニッパー。
現在これを主力で使ってます。
手のひらに収まるサイズで先端がかなり細くなっているので細かい作業がやりやすいです。
ホーザン ミニチュアラジオペンチ P-35
会社の標準工具セットに入っていたもの。先端が1.1*0.6mmと細いので力の入れられるピンセットみたいに使えます。安めのラジオペンチの中では一番先端が小さいと思う。(自分調べ)
ギザギザがついてないので配線の皮膜に傷が行きにくいのも良いです。
KFI 精密ピンセット K-1AA チタン 010003
ピンセットが磁化して抵抗やコンデンサがくっついちゃうこと、よくありますよね。
チタンピンセットに変えてから磁化によるチップ部品くっつきはなくなりましたが、フラックスで引っ付くのは変わらなかったのでこまめなピンセット洗浄は必要です。
持った瞬間に軽!と感じる体験だけでも3000円払う価値はあると思います。
ペン型フラックス
普段は瓶に入っててハケで塗るタイプのものを使ってますが、蓋を締め忘れて机の上で倒しちゃったりいつの間にか漏れてて手についてイライラしたりと使いにくいです。
ペンタイプを買ってみましたがまだ試せてません。またいずれレビューしたいです。
ANEX スタビラチェットドライバー + VESSEL 剛彩ビット
ガジェット直す系YouTuberが使っていたドライバーのセット。見ていて便利そうだったので試してみたら良かったのでそのまま使ってます。
内六角ネジも扱うのでビットはプラスだけじゃなくてヘックスも揃えました。
工具箱のスペースを取らずにドライバーを増やせるという点も気に入ってます。
Wera ステンレス マルチカラーヘックスキーセット
工具好きの先輩のおすすめで購入。いまのところ自宅の椅子のネジが緩んだときにしか役立ってないですが、所有欲を満たしてくれてます。
ステンレスというのもいいですよね。工具放置してサビが出てテンション下がることが無くなります。
Ledlenser LEDキーライト
車内の暗い場所で作業するときはスマホのライトを使って作業していたのですが、あまり光量ないし画面を割ってしまいそうで面倒でした。
いつも身につけておいて、必要なときにパッと取り出せるライトということでこのライトを買ったのですが、電源ボタンが充電用のUSB端子の下にあるので誤操作が多く、ポケットが温かいなと感じるとライトが点灯していてバッテリ切れかけということが多々ありました。
ライトを使って作業するより充電の回数が多くなってしまったので、このライトは今は使ってません。ポケットに入れなければ良いライトだと思います。安いし。
NITECORE TIKI GITD
上のライトと同じ目的で買ったライトです。
側面にUV LEDが付いていて、本体が蓄光素材なのでUVモードで光らせるとしばらく怪しく光ります。(GITDはGlow In The Darkの略とのこと)
充電にUSB MicroBケーブルが必要なのがちょっと面倒ですが、スイッチ誤爆もないしいい感じです。
終わりに
ベタつかないフラックスを探してます。注射器で押し出すジェルタイプ?のもいつか試したいので(経費で)買おうと画策してます。
明日はfさんの「なんかかく」です。ためになっておもしろい記事を期待してます!